恐怖のラスボス クマとヒゲ [口述試験]

口述試験は「最終ステージ」。せっかくここまで勝ち上がって来たのだから、最終合格の栄冠を掴まなければもったいない。昨年(H22年)の口述クリア率*は平均約70%(論文免除者:約80%、論文受験者:約67%)。短答、論文よりクリア率は高いものの、ライバルは同じく論文合格者たちであり、ハイレベルの熾烈なレースが予想されます。そんな受験生に立ちはだかる強敵…それは他の試験官より明らかに厳しいジャッジを下すことで有名な、通称「クマ」と「ヒゲ」。

★今年も出没??
特許庁HPの試験委員リスト(平成23年度弁理士試験に係る委員等⇒リンク)によると、

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口述試験
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熊○ ○○ 意匠
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○○ ○○ 商標
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残念ながら、ご両人ともにお名前がありました。(ヒゲ先生の実名は世間一般に広まっていなさそうなので、伏せました)

★女のコ好き?やっぱり男??クマ先生
口述でクマ先生に出くわした方々からの感想を纏めると、男性には手厳しいのに対し、一部の女性に対しては他の試験官と変わらないレベルの質問をなさっていたようです。もし今ご覧いただいている方が「若くて」「黒髪(ロング尚可)」の「美人」の女性なら、必要以上に怖がらなくてもいいかも?

★識別力高すぎ!さすが商標!!ヒゲ先生
ヒゲ先生は仙人さながらの立派なロング白髭でいらっしゃるので、商標部屋のドアを開けた瞬間、存在に気づいてしまいます。逆に、クマ先生は顔を知らなければ気づかないまま試験を終えることができます(私は事前に顔写真をググったりしませんでした。知らない方が緊張しなくて済むので)。

★ダブル攻撃はあるのか?
試験官とレーンの組み合わせは直前に無作為に決めるそうなのですが、4年前(だったと思います)にクマヒゲコンボのレーンが1つできてしまい、そこだけ致死率が高かったそうです(2年前(2009年)までは受験番号順に1日目から試験を実施していたため、論文合格者と最終合格者の受験番号を比較することで、各レーンの合格率がなんとなく推測できた)。最近は公平性の観点から同じレーンにならないように気を使ってるらしいのですが…(それならばそもそも試験委員に選ばないでほしいですよね)

口述試験には、このステージにたどり着いた人にしかわからない言い知れぬ不安があります。その不安を増大させているのが、不公平さ…クマとヒゲの存在だとも思います。でも今ここで気持ちで負けてしまっては、ここで敗退が決まってしまいます。運悪くクマかヒゲに出くわしても1人だけなら、撃退できなかったとしても、他の科目で合格点を取れればゴールできます。命からがらでもいいので、どうか最後まで逃げ切ってください。

*昨年(H22年)の口述クリア率の概算(特許庁のH22年度受験者/合格者統計より):論文免除者(前年の口述OUT):181/227名→79.7%、論文受験者:554/821名→67.4%(短答免除者:456/679名、短答受験者:98/142名)


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pandan

最終合格目指したいですね。
by pandan (2011-09-28 07:11) 

мдсдяои

pandan様★
ここまで来たのなら狙わなくてどうする!って感じですよね。
by мдсдяои (2011-09-28 23:26) 

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