論基礎サボりし者へ告ぐ [論文試験]

年明けから各予備校で論文答練が本格的に始まります。例えばLECの実戦編(11年向け、1~3月実施)は本試験より少し難易度を下げているとのことで、1年生が無理なくレベルアップできるように配慮されているようですが、それでも1年目向けの論基礎(論文基礎力完成講座)と異なり、2年目以降の先輩方と混じっての受験となります。最低限の準備は必要かと。。。

LECでは入門講座の直後に論基礎がありましたが、私は入門と論基礎の答練の間ですらワンクッションほしいと思っていました。論文初心者だった私は、初歩的なことから(例えば、答案構成の前提となる問題文からの情報のピックアップの仕方や、論文特有の言い回し、知っている事項を文章に書き表すということ等)どうしたらよいのか全くわからないから、もっと基礎の基礎から教えてほしいと感じていました(論基礎の講義編はおもに一行問題の解説でしたし・・・)。

論基礎をきちんとこなして上記諸問題(?)をクリアして論文のベースを構築できた方はともかく、私のように(なんかイヤになってしまって)論基礎を放置(放棄?)した方やつまずいてしまった方は、いきなり実戦編で答案を書こうとすると、結構つらいです。

答練開始までに残された時間は実質そんなに多くなく、年末年始の休み・・・1週間くらいでしょうか?年内はまだ通常の講義がありますし、年賀状の準備やプライベートの行事にも忙しい時期ですしね。論基礎をいまからやり直している時間はたぶんないし、やっても消化不良を起こすような気がします。そこで、実戦編に向けて助走のための秘策(?)です。

★まずは、論文に慣れる
納冨軍曹の「弁理士論文式攻略法(法学書院、¥2,520、ISBN-13:978-4587562366)」がお役立ちです。レベルは論基礎よりやさしいので、導入書としていいと思います。最初は項目や根拠条文の抽出、慣れてきたら典型パターンを真似して書いてみるという感じで、1~2順どうぞ(N冨クラスの方にはあたりまえの内容でも、○○クラスの私にとっては「へぇ~~」って感じでした)。今年なら、サマースクールの「私、論基礎受けてませんけど、何か?(講座コード:MA11355)」でもよいかもしれません。

★次に、とりあえず、実際に答案を書いてみる
論基礎の答練編の問題を数題解いてみる。書くことがメインなので、制限時間を超えても、最後まで書ききっちゃってください。第4回まで(特実のみ、計8通)できればすごいほうかな。それ以降(意匠・商標の回)は、(問題が前年と同じでしたら)実戦編と難易度がさほど変わらないと思うので、助走としては第4回まででOKと思っています。

あ、答練さぼっちゃだめですよ。自信ないのも現実を直視したくないのも、みんな同じですから。答練から逃げてしまっては、最終合格も逃げていきますよ[あせあせ(飛び散る汗)]
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