合格への道を考える(3.口述対策期) [試験全般]
『今にして思えばこのタイミングで学習を進めたかったなスケジュール』の続きです(前回はこちら⇒リンク)。今回は『論文本試験終了から口述本番まで』です。
★予備校講座の一例(短答終了から)
某大手予備校Lでは、昨年(2010年)は論文発表(9月下旬)まで講座らしい講座はなかったのですが、やっと「口述対策は金のなる木」であることに気づいたのか、いろいろ用意してきましたね(笑)
・口述対策「はじめの一歩」:7/31(日)・水道橋 全1回
・口述対策講座:8/21-9/18(日)・水道橋、8/19-9/16(金)・梅田 計5回
・口述試験傾向と対策(裏技、通信)
・口述超速攻追い込み道場:9/25(日)・新宿 計2回
・口述模試(10月上旬の土日?)
★今にして思えばスケジュール(口述本番まで)
必要だと思うものをピックアップしてみました。
7月[論文終了]~9月下旬[論文発表](口述準備期):
←口述練習会に参加(ガイダンスだけでなく、練習会に参加してほしい。口頭試問を受けて始めて口述に特有なものが何かに気づくから)
←過去問(見るだけ。独りで質疑応答しても求められる正確性がどのレベルか分からないから)
←口述要点整理集(GSN・書籍)(みんな持ってるから潰しておく)
←青本講座:青本条文ゼミ(吉田ゼミ)/青本テラコヤ(プログレッジ)/青本講座(代々木塾)など(講座自体は終了しているのでバックナンバーを通信でお取り寄せ)(口述は青本が基本。自分で青本を読み進められる人は講座は不要)(必要な講座は青本の朗読ではなく咀嚼なので、ベテラン講師の方がいいと思う)
←意匠・商標審査基準(短答対策等で使用したもの)
←判例(論文対策等で使用したもの)
←条約(国内法とリンクする箇所。H21はPCT8条(2)(b)、H22はPCT7条が訊かれています)
←条文集(四法対照)を新調(口述の勉強はこれまでの短答・論文とは異なるので、過去の書き込みや色分けが邪魔になる)
9月下旬~10月中旬[口述本試](口述死に物狂い期):
←口述模試(ぶっつけ本番は危険)
←口述レジュメ各種(上記で使用したもの)
←口述用に書き込んだ条文集(ぼろぼろになるまで)
10月下旬[口述終了]~11月[最終発表]:
ゆっくり休んでください(といっても、気は休まりませんが)
3回にわけて記事を書いてまいりました。このスケジュールの難点はコストがけっこうかかること。でも、例えば2回目で合格するとして、初年度40万、2年目30万(おもに論文答練代)の出費と、一発合格で初年度70万だったら、合計金額は同じですよ(支払いは分割の方がラクですが・・・)。もちろん短縮できた1年という時間は “プライスレス”です。
なお、本ブログの掲載内容を利用して発生した損害等に関しては一切の責任を負いかねます。すみません。
★予備校講座の一例(短答終了から)
某大手予備校Lでは、昨年(2010年)は論文発表(9月下旬)まで講座らしい講座はなかったのですが、やっと「口述対策は金のなる木」であることに気づいたのか、いろいろ用意してきましたね(笑)
・口述対策「はじめの一歩」:7/31(日)・水道橋 全1回
・口述対策講座:8/21-9/18(日)・水道橋、8/19-9/16(金)・梅田 計5回
・口述試験傾向と対策(裏技、通信)
・口述超速攻追い込み道場:9/25(日)・新宿 計2回
・口述模試(10月上旬の土日?)
★今にして思えばスケジュール(口述本番まで)
必要だと思うものをピックアップしてみました。
7月[論文終了]~9月下旬[論文発表](口述準備期):
←口述練習会に参加(ガイダンスだけでなく、練習会に参加してほしい。口頭試問を受けて始めて口述に特有なものが何かに気づくから)
←過去問(見るだけ。独りで質疑応答しても求められる正確性がどのレベルか分からないから)
←口述要点整理集(GSN・書籍)(みんな持ってるから潰しておく)
←青本講座:青本条文ゼミ(吉田ゼミ)/青本テラコヤ(プログレッジ)/青本講座(代々木塾)など(講座自体は終了しているのでバックナンバーを通信でお取り寄せ)(口述は青本が基本。自分で青本を読み進められる人は講座は不要)(必要な講座は青本の朗読ではなく咀嚼なので、ベテラン講師の方がいいと思う)
←意匠・商標審査基準(短答対策等で使用したもの)
←判例(論文対策等で使用したもの)
←条約(国内法とリンクする箇所。H21はPCT8条(2)(b)、H22はPCT7条が訊かれています)
←条文集(四法対照)を新調(口述の勉強はこれまでの短答・論文とは異なるので、過去の書き込みや色分けが邪魔になる)
9月下旬~10月中旬[口述本試](口述死に物狂い期):
←口述模試(ぶっつけ本番は危険)
←口述レジュメ各種(上記で使用したもの)
←口述用に書き込んだ条文集(ぼろぼろになるまで)
10月下旬[口述終了]~11月[最終発表]:
ゆっくり休んでください(といっても、気は休まりませんが)
3回にわけて記事を書いてまいりました。このスケジュールの難点はコストがけっこうかかること。でも、例えば2回目で合格するとして、初年度40万、2年目30万(おもに論文答練代)の出費と、一発合格で初年度70万だったら、合計金額は同じですよ(支払いは分割の方がラクですが・・・)。もちろん短縮できた1年という時間は “プライスレス”です。
なお、本ブログの掲載内容を利用して発生した損害等に関しては一切の責任を負いかねます。すみません。
けっこうな出費になるのですね。
by pandan (2011-07-09 07:33)
pandanさま☆
それなりの難易度があるので、そこそこの費用がどうしてもかかってしまいますね。
教材費は予備校を使用すると、学習開始から短答受験(一次試験)までで40万くらい、その後の論文(二次)と口述(最終試験)対策にプラス15万くらい。勉強期間が長くなると、1年ごとに20~30万の維持費(おもに論文の答案練習会やゼミの費用)がかかってしまいます。
他の資格でも、おそらく初期費用だけでも、公認会計士や司法書士試験で50万、司法試験だと100万くらいはかかるようです。
by まかろにーあ (2011-07-10 02:46)
そんなにかかるなんて知りませんでした。
よくよく計画も大事ですね。
by pandan (2011-07-10 06:55)
pandanさま☆
独学で対応できれば安上がりなのですが、弁理士試験の場合、ややマイナーな資格なので良質な市販の教材が少ないことと、論文試験(3000字弱の記述)と口述試験(口頭試問)があるので、独りきりでは対策が難しい(予備校に通学せずとも、何らかの第三者の添削は受けたほうがよい)面がでてきてしまうんですよね。
独学が可能な資格からステップアップ(弁理士なら知財検定、司法書士なら行政書士や宅建などから)していくのも、ひとつの方法かもしれません。
by まかろにーあ (2011-07-11 00:31)