模試で冷や汗、道場で赤っ恥(おまけ) [徒然独言]

前回の記事(口述模試&練習会の種類と特徴、使い分け→リンク)の補足として、昨年(2010年)の自分の体験と感想を記します。

☆口述模試
私は最初に受けた口述模試が、発表日の翌週(今年(2011年)だと9/27火曜にあたる日)に実施されたプログレでした。初めて実際に問答を経験した感想は、知っている内容は何とかくらいついていけるけど、そうでないところは全く…といった感じでした。もし惨敗(1問目で終了など)した場合は、その原因は突き詰めておいた方がよいです。私の場合、弱かったところは、短答・論文とは異なる訊き方をするところだったと思います。原因とその対策は、たとえば、

①条文そのまま→重要条文は(条文集を1回参照すれば)ほぼ再現できるようにしておく(ちなみに回答時は法文集を閉じ法文集から手を離す必要があり、条文を見ながらの回答は認められていません)
②条文番号そのものを訊く(例「意匠法では無効審判は何条に規定されていますか?」)→重要条文の番号くらいは言えるようにしておく(短答で条文番号自体を問われることはないし、論文でもだいたいの位置がわかれば条文集をひけるので、番号そのものを覚える作業は口述ならではと思います)
③訊き方が逆(思考が逆ルート)(短答なら「意10条1項は拒絶理由であるが無効理由にはない(○か×か)」でも、口述では「拒絶理由であるが無効理由にはないものを3つお答えください」)→じっくり1つ1つ思い出している時間的余裕はないため、正確に整理し頭の中にストックしておく
④複数のテーマにリンクしている事項(例:秘密意匠⇔過失の推定及ばない⇔侵害)→どの角度から訊かれてもkey pointが出てくるようにしておく

☆口述道場(某予備校)
M
SNお三方とも、タイプが違いましたね。昨年のMは押さえておくべきポイントの総まくり、Sは圧迫面接の練習用、Nは予想問題とお作法のチェックといった感じでした。Mがいちばんテンポよく数多くの問題に当たれました(道場は順番に当てていきますが、答えられない人をさっさと飛ばしたり、4人続けてOUTの問題は挙手で回答を求めたりして、回答待ちの時間を極力減らしていたからだと思います)。

やはり、受講生のレベルが高い(人が多い)と思ったのが率直な感想でした。周囲のレベルを知ることで、より強く危機感を持てたし、モチベーションも上がりましたね。
道場で(というより講義後に)収集できた情報も有益でした(口述まで残った受験仲間が居なかったので)。面識のないライバルでありながら、お互い牽制することなく、逆に困難に立ち向かう者どうしの一体感があったように思います。


アウエーでの試合は、自分がよそ者っぽく感じて、どうも居心地が悪かったですね(本番は誰にとっても「アウエー」ですが…)。模試の場合、自分の順番が回ってくるまで控え室に待機していることが多いのですが、某予備校では、受験生の控え室(十数人待機していた)に某講師がわざわざ来て、自分のゼミ生らしき人と(会話の内容が周囲に十分聞こえるボリュームで)ガールズトークしていました。傍で見ている立場としては、正直、気分のいいものではなかったですね。どうでもいいことにイライラしない練習にはなったかもしれませんが…(笑)

口述模試は他講師の受講生だけでなく、他の予備校の人や普段通学できない人(遠方に居住など)も集まってきますから、オフィシャルな場でプライベートな対応をしたいのなら、人目につかないところに場所を変えるか、周囲の迷惑にならないように小声で行うのがマナーと思いました。今年は受験機関側の気配りを期待したいです。


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pandan

いろいろ配慮してくれるとうれしいですね。
by pandan (2011-10-03 07:32) 

yu-papa

nice!有り難うございます^^
by yu-papa (2011-10-05 08:52) 

macaron*ia

pandan様★
配慮はあるに越したことがないですよね。

yu-papa様★
どういたしまして^^
by macaron*ia (2011-10-06 00:10) 

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