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審査基準! [神ツール]

今年(H22年)の短答、口述は審査基準のオンパレードでした(特に意匠)。正答率を低くするために、意図的に審査基準から出題しているんですかね。困ったものです。商標の審査基準は文字もデカイし薄いので、まだサクッと読める方ですが、意匠は、ねぇ。。
ということで、実際に使ってよかったツールを2つ紹介させていただきます。

★LEC裏技講座「新・納冨オリジナル7個のアイテム」
論文で“フリ”があった時に書けた方がよい審査基準の文面が、答案に再現しやすい形でピックアップされています。もちろん短答や口述にもお役立ちです。分量は“論文受験者ならこのくらいは最低限押さえておいてね”というレベルです(個人的には、これに単一性(特37条)があればベターかな)。講義3時間&あてはめ問題集つき(実際の使い方も練習できます)。
今LECのHP(オンラインショップ)を見てみましたが「現在準備中となっております」とのこと。買えないなんて。窓口だと購入できるのでしょうか? 講座No.は「ME78180」です。
今年(H22年)の論文本試験で、意匠の要旨&要旨変更が“間接的”に出題されていたので、審査基準の文言を書けば“点数稼ぎ”できたと思います(もちろん、直接的に問われていたわけではないので、書かなくても合格答案になると思いますが)。

★全員合格!吉田ゼミ「短答ワンポイント講座」の意匠/商標審査基準
審査基準の“解説”をしてくれています。短時間(意匠は6時間、商標は3時間)でまんべんなく全範囲がよく理解できますよ。お手製パワーポイント2色刷りレジュメがついてきます。青本や審査基準は(講義が深い)ベテラン講師がいいと思います(審査基準を朗読しているだけの講義では、独りで黙読しているのと変わりませんからねぇぇ)。名前は「短答」ですが、論文・口述まで使えます。
今年(2010年)収録分は先月(10月)末で視聴期間が終わってしまっていますので、現在(2010年11月)オーダーできるかは???です(すみません)。来年に期待?
私は口述対策として(夏場に通信で)受講しましたが、短答前に聴きたかった!(そうすれば、少なくとも、得点源のはずだった意匠がたった4点(短答)で終わることはなかったはず。。。。。)

<2011/3/23追記>
☆「新・納冨オリジナル7個のアイテムで攻略する論文作成のための審査基準」として販売中です。
☆吉田ゼミのHPに今年用の「特実意商・審査基準講座」について案内がUPされています。



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短アドにトッピング [神ツール]

短答試験1ヵ月半前ですね。追い込み期に入ってきました。論文の勉強は一休みして、短答に集中です。

★短アドちょっと消化不良?
多くの受験生が所有しているツールは「過去問」と「短答アドヴァンステキスト(LEC)」だと思います。短アドは今年度(2011年受験)向け講座から受講生限定販売となったものの、上四法は改正しておらず前年度(一般販売)のものでも十分使えるので、今年度もまだまだ存在感があると推測しています。
しかし、短アドは逐条(条文を1条から順に説明している形態)のため、関連する条文どうしを別途整理する必要があったり、全体像が捉えにくくなっているようにも感じます。また、内容が細かいため、詰め込み中の知識を上手く消化できずに、理解が中途半端になってしまう可能性もあるように思います。

そこで、直前期に短アドと併用して役立ったと思うツールを2つ、紹介です。なお、各講師の通常講座(入門や短基礎)や裏技講座等の内容と一部被るところがあります。

ハイパーゴロテク講座(宮口講師、3時間×3コマ、LEC裏技、コード:MC/E78242
私が使用していたのは前身の「ゴロテク講座
」(昨年収録の“ハイパー”になる前のもの)ですが、中身はほとんど変わってないと勝手に思っています。
内容は、テクニック編と知識編の2本立て。特に、使えるのは後半の「知識編」です。テクニック編は、知識とは別の方法での短時間で解く方法のアドバイスです(いわゆる「問題文に“常に”が入っていたら×」的なものや消去法の活用法など)。
知識編は、込み入った箇所(前置審査、181条と訂正請求、期間の計算等)や覚えにくい箇所(特184系の手続き、団体商標の主体等)、ボリュームのある箇所(商標の異議申し立て等)が、表や図、フローチャートで整理されていて、分かりやすいです。
昨年度(H22)の56番では団体商標等の主体要件が問われました。ずばり的中です。覚えているだけで1点取れる問題はゲットです。
タイトルにある「ゴロ」は知識編で出てきますが、実際はゴロ以外が充実しています。ゴロにこじつけた無理やり感は強くなく、純粋な理解促進&知識整理講座だと思います。

弁理士条約攻略法(納冨講師、書籍、法学書院、ISBN978-4587562717
私が使用していたのは第1版ですが、現行版(改訂版)でも中身はほとんど変わってないと勝手に思っています。
内容は短アドと同じく逐条形式ですが、噛み砕いた説明のためすんなり読み進められ、条約の全体像を掴みやすいと思います。また、国内法と関係のある条文は国内法を併記して関連付けての解説があるので(パリの商標⇔国内法の商標・不競法、PCTの国内移行⇔特184系 等)、理解しやすいです。
短アドの条約が難解に感じるのはおそらく、パリは条約全体における各条文の位置や趣旨を見失いがちだから、PCTはやたら細かいからだと思います。この本自体は基本レベルのため、これだけでは現行の短答試験には対応できませんが、この本を通して短アドの各論が見られるようになることで、条約の理解が早まると思います。
この本を使った講義(裏技講座「条約攻略法 実践講座」(3時間×6コマ、うち1回は論文対策))も出ているようです。

「木を見て森を見ず」になってしまっていては、もったいないです。せっかく蓄えた知識は整理してストックして、問題に合わせて素早くピックアップできた方が、短答攻略に一歩近づく気がします。

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おすすめ蛍光ペン [神ツール]

勉強の隠れたトモダチ、蛍光ペンについて。

蛍光ペン写真1.jpg

★マイルドライナー(ゼブラ、写真上)
一般的な蛍光ペンより色が薄いので、テキストやレジュメの文字の上にマーカーしても、目がチカチカせずに読みやすいです(左が一般的な蛍光ペンの色、右がマイルドライナーです)。
蛍光ペンのスタンダード色である緑の発色がイマイチな点が残念。あと、全15色のうち、マイルドでない色もあります。

このマイルドライナーからだいぶ遅れて、三菱鉛筆さんからも薄色が発売されました(プロパスウインドウ ソフトカラー)。ペン先に窓が開いているあの蛍光ペンです。こちらもきれいな薄色です(写真上中)。

★フリクションライト(パイロット、写真中)
言わずと知れた「こすると消える蛍光ペン」ですが、論文答練や模試で問題文に色分け目印する時にお役立ち。「甲」と「乙」を間違えて塗っても消せるから。
インキの色が濃いことと、透明度が高くないところが残念。特に、紫、水色は濃すぎて文字がつぶれる。。

★テキストサーファーゲル(ステッドラー、写真下)
固形インク(クレヨンみたいな感じ)の蛍光ペンです。液体インクでないので、法文集はもちろん辞書とかの薄い紙にもにじまず裏写りしないので、便利です。
色が3色(黄色、オレンジ、ピンク)しかないのが残念。緑と水色がほしいですね。

蛍光ペン写真.JPG

…と思っていたところ、テキストサーファーゲルの発売後すぐに、OHTOさんからも固形蛍光マーカー(なめらか固形マーカー 蛍光ルージュ)が発売されました(追加の写真)。こちらは緑色を含めた4色展開です。ペン先がステッドラーの円形と異なり、平たいです。

うーん、写真がうまく撮れません。お色は実物をご確認くださいませ。


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